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DIPROニュース

2021

7月号

2021.07.12

製造業のためのVR「Xphere」次期バージョンのご紹介!
~ 遠隔地・複数人レビュー機能の追加 ~

弊社デジタルプロセスは、弊社が開発・販売している、製造業向けハイ・レスポンスVRソフト「Xphere(クロスフィア)」の次期バージョンV1.4のリリースを2021年夏~秋に予定しております。次期バージョンでは、ニューノーマル時代の働き方を支援する遠隔地・複数人レビュー機能の追加や、デジタルファクトリーを実現するため、COLMINAデジタル生産準備VPS GP4(V11L22-02以降)(以下、VPS GP4)と連携など機能が強化されます。

本記事では、V1.4の新機能について紹介します。

製造業におけるニューノーマル時代の働き方

世界中で猛威を振るっているCOVID-19は、世界経済や人々の生活に大きな影響を及ぼし、感染防止の観点から政府も積極的にリモートワークの活用を推進しています。

コロナ禍で見えてきたリモート開発の課題

これまで、設計レビューや製造後の立ち合いなど摺合わせ作業は、複数人で集まり対面、および現物を見ながら現場で確認を行っていました。現在、COVID-19の影響により、海外出張はもとより国内においても人の移動が制限され、多くの企業がWebシステムを使用したリモート開発に切替えています。しかし、Web会議については、以下の課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

  • 相手が画面の何処を見ているのか分からない。
  • マウス操作が1人のみとなるため、参加者は問題箇所を口頭で伝えなければならず、フィードバック内容が分かりづらい。
  • 画面上だけでは、部品の取り外しなど、物の動きを正確に再現できない。

対面では自然に行っていた指差し確認や、奥行き感も含めたモノの動きをWeb会議では表現できないため、コミュニケーション不足による品質低下や、開発に遅延が生じるなどの課題が残っているのが現状です。

どこを説明しているかわからない・・・説明しづらい場所だなぁ

VRを活用した新たなコミュニケーション手段

このような課題を解決するのが、弊社VRソフトの「Xphere(クロスフィア)」です。V1.4では、1つのVR空間に複数の人が入ることができるようになりました。Xphereであれば、

  • VR空間内にアバター表示される為、相手が見ている方向が分かります。
  • 参加者が、それぞれの指摘箇所をリアルタイムに指し示すことができます。
  • 作業場所まで自分で歩き、自分の手で部品を自由に動かし、周りに見せることができます。

これらの機能と音声によるコミュニケーションを合わせることにより、設計3Dデータを使いながら、指摘箇所の確認や部品脱着時の干渉状況など、より現実に近い形でリアルタイムに共有し、検討の効率と精度を向上させることができます。

A拠点、B拠点からVR空間に複数の人が入ることができる
イメージ図 画像提供元:iCAD株式会社

安心、手軽、スムーズに通信できる

Xphereは、通信スピードの低下が意思疎通の妨げにならないように独自の仕組みを構築しておりリアルタイム性を追求すると共に、通信環境を手軽に構築することができます。

  1. セキュリティを担保
    データは事前に各PCに格納し通信を行う為、秘密情報も送信せず、セキュリティ面でも安心です。
  2. 手軽に構築
    外部のサーバーやクラウドサービスを使わないため、パソコンとVR機材があれば、手軽に環境構築ができます。
  3. スムーズな通信
    通信において、速度を優先する処理と正確性を優先する処理を自動で制御することにより、実作業においてストレスなくVR空間を共有することができます。
A拠点、B拠点からVR空間に複数の人が入ることができる
V1.4ご提供機能、名称、仕様、スケジュールは変更になることもございます

新たなリモート開発による効果

これまで製造業では、試作品を海外に輸送することや、海外生産拠点のキーマンを日本に招くなど、人や物が動くことで開発が進んでいました。これからのリモート開発では、CADデータを作成した時点で、3Dデータをフル活用し、仮想空間で開発を進めていく働き方に変わっていきます。これにより、人や物が動く費用が削減され、物を造らずに後工程の検証ができるため、期間短縮・品質の早期作り込み・生産性の向上を見込めます。また、この働き方を複数拠点に適用すれば、その効果はさらに高いものになっていきます。

Xphereの遠隔地・複数人レビュー機能は、 離れた距離を埋め、“VR空間に気軽に集まり議論し合える場所を提供する”ことで、新しいリモート開発を支援していきます。

VPS GP4連携により工場やメカの動きを再現

Xphereは、弊社の製造現場検証ツールであるVPS GP4と連携させることにより、VPS GP4で定義した人やラインの動きがVR空間に再現され、作業現場に入り込んで検証が行えるようになりました。製造ライン作成前に、作業者や管理者視点からリアルスケールでラインの動きを確認し、作業効率を上げるための検討や設備レイアウトの改善を行うことができます。

VPS GP4→Xphere
XphereのVPS GP4連携機能をご利用いただくには、VPS GP4 (V11L22-02以降)が必要です

最後に

Xphereは、VRの表現力を更に追求し、3D技術で製造業を支えていきます。今後も製造業のためのVirtual Reality「Xphere」にご期待ください。

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Xphereは、デジタルプロセスの登録商標です。
その他、記載されている商品名は各社の商標、または登録商標です。
(3D技術ビジネス部 若松)

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