概要
- 生産ラインとプロセスを仮想化、現物なしで検証
「人の活動」に焦点を当て、効率的な工程設計と多面的な評価・検証を仮想ライン上で実現
- CAD未経験者でも使える簡単操作
工場レイアウトを瞬時に作成、試行錯誤を繰り返し最適ラインを決定
GP4の位置づけ
DMUは「製品」としての検討と評価が中心。GP4は「製造工程(作業場)」にフォーカス。
製造業における人の活動に焦点を当て、効率的な工程設計と多面的な評価・検証を仮想ライン上で行うことができます。
GP4の特徴
- CAD未経験でも使える簡単な操作
ラインを作成するために複雑な操作を覚える必要はありません。時間をかけずに何度でもレイアウトの検討ができます。
- ライン作業者の動作を自動生成、付随時間(手動作・歩行など)を自動算出
作業者の基本的な動きを設定すれば、あとは自動です。工程設計評価の指標である付随時間も自動で算出されます。
- 約400種類の設備ライブラリ活用で工場レイアウトを瞬時に作成
必要な工材は多数標準装備。自由に拡大・縮小して配置していくことで工場レイアウトを完成させることができます。
- 生産諸元(生産性や作業性)を定量的に算出し、理論的に最適ラインを決定
人 ― モノ ― 機械の動きを数値化し、バランスを考慮した最適ラインを仮想環境の中で検討できます。
GP4は生産を記述、ライン性能を検証
GP4は、単なるライン・シミュレーターではなく、工程設計を行いながら仮想の量試を行って、目指すライン構成を定量的な評価値を基にチューニングしてゆける業務設計ツール群です。
作業手順とレイアウトを定義・入力することで仮想ライン上で生産活動を行い、生産能力、作業性などの評価を行うことができます。
GP4導入による効果の一例
- セル生産の生産性 40% 向上
- 人―機械作業の正味比率 1.8倍
- 組立部品ピッキング 6割 削減
- 量産準備期間従来比 40% 削減
GP4は、富士通株式会社の商標です。
その他、記載されている商品名は各社の商標、または登録商標です。