Solid Edge
3次元化の効率向上を図るためのミッドレンジ3次元CADシステム
機能紹介:ST8
Solid Edge ST8ご紹介
Solid Edge ST8では、主に使い勝手の改善に重点をおかれております。
図面機能の改善
図面比較機能
指定した二枚の図面間の差異を確認できます。
- 指定した2つのドラフトファイル間での差異を色別に表示できるようになりました。
- これにより図面の改版にともなう相違箇所をチェックする時間が大幅に削除できます。
寸法・注釈の変更
プロパティを開かなくても端末の記号の変更などが行えるようになりました。
- 従来はプロパティで行っていた端末記号の変更や補助線の寸法線/補助線の表示切り替えなどが画面上から行えるようになりました。
- 変更結果をすぐに確認できるので、変更作業が効率よく行えます。
モデリング機能の改善
らせん形状の作成
複雑ならせん形状を簡単に作成できるようになりました。
- 曲線の途中でピッチや径が変化するらせん状の曲線を作成できるようになりました。
- 作成した曲線をスイープ経路に使う事で、複雑ならせん状のソリッド形状が簡単に作成できるようになりました。
エクセルによる複雑なパターンの作成
エクセルで支持された座標に対してパターン配置できるようになりました。
- 今までの方形や円形のパターン配置とは違い、エクセルで指示されたXY座標を元に配置されるので、複雑なパターン配置が可能になりました。
取り込みパーツに対するパターン認識の強化
Solid Edge以外で作成されたパーツの形状をパターン認識する機能が強化されました。
- インポートしたパーツ等の履歴を持たない形状に対し、選択した部分を円形や方形パターンのシンクロナスフィーチャに置き換える事ができるようになりました。
- パターンへ置き換えを行うと、形状変更がパターンフィーチャの編集で可能になるため、形状修正にかかる工数を削減できます。
アセンブリ機能の改善
トップアセンブリを開くメニュー
- 「ファイルを開く」ダイアログのドロップダウンリストに、トップアセンブリのみを開く項目が追加されました。
- 複数のアセンブリがあるフォルダからトップアセンブリを簡単に開けるようになりました。
欠落ファイルへの対応
- アセンブリを開く際に、欠落しているファイルへの対処ができるようになりました。
- ファイル欠落があるアセンブリを開くと、欠落ファイルの検索や置換などが行えるダイアログが自動的に開きます。
最新環境への対応
最新Windowsへの対応
windows10に対応しました。
- Solid Edge ST8 メンテナンスパック3以降で、Windws10 version1511 (Build10586.0) に対応いたしました。